2014-01-01から1年間の記事一覧

浅き夢見し

押切もえさんが最近文芸誌デビューを果たしたらしい。これを聞いたときにはそれはもう驚いてしまった。 押切もえさんといえばとても美人なモデルさんだ。テレビはほとんど見ないわたしはそれしか知らないが、それだけでも十分だろう。昨年に小説家としてデビ…

愚痴のジャンクフードを食べること

よく「ストレスフリー」「幸せに生きる方法」などについて書かれた記事には「愚痴、陰口ばかり言う人とは縁を切る」といった文が見受けられる。なるほど確かに、愚痴や陰口なんて聞かずに過ごせるならずっと良い気分でいられるに違いない。良い気分が続く人…

鬱は自分からのサイン

このブログの呑気な記事達とは毛色が違うが、最近知人が不眠についての悩みを聞かせてくれたので書いてみることにする。 わたしは18~22歳頃の若くて楽しい時期にかなりの鬱持ちだった。高校入学あたりですでに「なんか変だな」という兆候はあり、本格的に神…

たまには日記のようなものを

ワイアードカフェといえばこれ。写真にある冗談みたいな外見をしたパン(プレッツェル)だ。二次元から抜け出てきたかのような佇まいが素敵で、且つとても美味しいので定期的に食べたくなってしまう。 今日は朝ごはんと雑誌を求めてカフェへ行ってきた。 全…

来世へ持ち越そう

人間関係って一度こじれてしまったものをどうにかするにはとても体力がいる。 先手を打って動いてみて改善の糸口の掴めるものもあれば、もうどうにもならない程関係が悪化。しまいには目も合わせずに相手から一刻も早く離れようとするような関係にもなりかね…

オツボネサマの本当のこわさ

過去に病院で受付や診療介助のアルバイトしていたことがある。 さて病院というのはなにかと女性の集まる職場だ。わたしの勤めていた診療所も医師以外は全て女性、というどこの医院でもよくあるバランスだった。するとどうなるかというと、いわゆるオツボネサ…

礼儀を尽くして酒を飲む

酒が、お酒が、好きである。 わたしの実家は昔から梅酒を毎年漬けており、父が毎日お酒を飲むこともあって幼い頃から「お酒」というものが親しみやすい環境だったのだ。親族たちがお正月に集まればみんなで楽しそうにお酒を飲んでいるのが、幼心にとても羨ま…

女子高生と気合と生脚

小春日和に浮かれていたところ本格的に冬の寒さが来てしまい、戸惑いを隠せない今日この頃。 そんな時に部屋着にしていたズボンが擦り切れ捨てることに。すぐに買い足さなくても暫くはなんとかなるさと思い、またも一人暮らしにかまけて素足で寝ていたら朝体…

トラウマだった映画を見返す

今年やりきったこと、乗り越えたことのひとつとして映画「ライフ・イズ・ビューティフル」を実に十年ぶりくらいに観たのが個人的に心に残っている。 とても有名な映画なので観たことのある方も多いと思う。わたしの通っている中学校では自習の時間にこの映画…

選ばれる美容師、選ぶ客

「男の美容師さんって年とったら独立したがるんですよね、居づらくなっちゃうから」 美容の専門学校へ通っていたある後輩の言葉に驚いた。 田舎のわたしの地元でも美容室はそこかしこに見かけられて、これ!というお気に入りの店を見つけるまでいつも迷って…

ボス戦前の小春日和

夏と冬、どちらが得意か。 そう聞かれたら考えて考えて考えた挙句夏だと答える。 冷え性にとって朝起きて布団をどけた途端に冷気が舞い込む冬は大敵だ。 この頃は毎朝泣きたくなりながら戦っている。 今が12月として、あとたっぷり3か月以上は寒さに耐え…

ハロウィン、クリスマス、お正月への転身

今年も見れた、ハロウィンからクリスマスへの街の転身。 10月に入ったあたりからじわじわとオレンジ色が広がり、10月末までには様々なところでカボチャや蝙蝠の飾りつけが楽しめた。 日本ではクリスマスほどは定着していないと言われるハロウィンも最近…

自分を癒す方法

ああ文字を読みたい、ずっと読んでいたい。 疲れたときやひどく頭が混乱した瞬間にこそわたしは強くそう思う。 これは禁煙中の人が煙草に手を伸ばしたくなる衝動とひどく似ているんじゃないかと思う。 仕事なり学校なりで拾った憂鬱な気分を家に持ち込むこと…

ロリータ、自分を信じて歩くこと

付き合いの長い友達には「本当に私服が落ち着いたね」としみじみ言われることがある。 何を隠そう、昔のわたしはロリータファッションが大好きだったのだ。 電車内で一瞬コスプレかと思ってしまうようなフリフリヒラヒラな女の子を見てギョッとしたことのあ…

恋する乙女の罪深さ

恋愛相談をしてくる友達はよくこんなことを言う。 「こんなに悲しい思いをしているのに彼ってばなんにもわかってくれない」 なら正直な気持ちを話し「こうしてほしい」と言ってみなよと言うと決まってよく言う。 「言わないでもわかってほしいのに…」 ああ友…

「シー」という謎の音

男性の、特に少し年配の方に見られる現象で全く不思議なものがある。 「シーー」とか「シューー」とか、そんな音をたてて長く息を吐き出すあの音だ。 うまく説明できるかいまいち自信がない、が気になって仕方がないので書いてみることにする。 それは特に仕…

洗濯の罠

晴れた日曜の朝といったら洗濯しかない。 平日が他所を向いているうちにさっさと片づけてしまうに限る。 そんな方は大勢いらっしゃることと思う。 わたしもその日の朝、外の天気を確認するとすぐに例の二層式をフル稼働させることにした。 ちょうど去年の今…

そして流れつく本

本と人との結びつき - にて読み終わった本を気に入ってくれそうな知人に渡す喜びについて書いたが、最近自分もその恩恵を受けることができたので書くことにする。 フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~ 作者: ジェニファ…

祖父のこと

わたしが物心つく前から祖父はほとんどずっと一緒に住んでおり、わたしにとっては完全に家族の一員だった。 祖母とは死別しており、重い病気を患っていたため一人で暮らすのが難しかったからだと思う。 小さい頃はどこの家庭にもおじいちゃんがいるものだと…

セーラームーンに抗えない

女特有の物欲との戦いときたらそれはもう凄まじい。 服、靴、アクセサリー、バッグ、コスメ。 夏の期間限定が我慢出来てもクリスマスコフレはやっぱり惹かれてしまう。 季節が変わればほしいものも変わる。 友達の持っているボールペンやスマホアクセサリが…

ペットボトルの水を買う

実家を出るまではペットボトルの水をわざわざ買う意味がわからなかった。 高校時代、学校内にある自動販売機へ飲み物を買いに行くとおしゃれな友達がなぜかミネラルウォーターを買おうとする。 いやいやいやそれ水だよ?水買うの?と毎回聞いてしまったもの…

二度とたどり着けない名店

酒飲みには各々、二度とたどり着けない店がひとつやふたつあるんじゃないかと思う。 わたしはお酒が好きだ。 友達とわいわい飲むのも、職場の人とお疲れ様と言い合いながら乾杯するのも、家族内でゆっくり飲むのも良い。 もちろんひとりきりで家で映画を観な…

パリと防犯とジョジョ立ち

初めて一人でフランスへ旅行したのは確か二十歳そこそこの頃だったと思う。 フランスへは2度ほどツアーで行ったことがあったのでなんとかなると思った。 実際わりとなんとかいくものである。 一番心配だった飛行機の乗り継ぎも、便名さえしっかりメモしてお…

いつか城に住むために

将来の夢はと聞かれたら、お城に住みたいと答える。 おとぎ話のお姫様にはならなくていい。 平民の身分でいいから城には住んでみたい。 昔さんざんやったドラクエでは、初めて着いた街に城がくっついてるとテンションが上がった。 旅行でフランスの城めぐり…

本と人との結びつき

本を読むのがすきだ。 同じく読書が趣味だという人に会うことがあると、おすすめの本は必ず聞く。 案外本当に読書が趣味な人はいないものだからここぞとばかりに情報交換。 そしてどうやって本を調達するかにも興味がわく。 文庫本をひたすら買う、図書館で…

テレビのない生活

出会ったばかりでまだお互いのことを知らないもの同士が、例えばランチを一緒にしなければいけなくなったときによく話題にでることがある。 「好きなテレビ番組はなんですか」これだ。 そう聞かれると少し構えてしまうが、実はもう何度も経験してきたことだ…

カフェインを避けて

ランチメニューを見た瞬間困ってしまうことがある。 お昼の時間帯にファミレスやカフェに入れば大抵ある、メイン料理+飲み物やサラダや時にはスープまでつけてくれるありがたいセットのあれだ。 飲み物は「ドリンクメニューからお選びください」が多いあれ…